HOME>釣行記 2017年3月 ★★釣果情報で 100PGET!★★
3/28(火)金目鯛 下田市須崎 番匠高宮丸
釣行レポート:スタッフ佐藤
釣行者:スタッフ佐藤

前回大型6枚の釣果で我が家は大満足でしたが、 周囲から熱いラブコールを受け、2週間ぶりに下田へ行ってきました。
集合時間は3時50分、早くなる日の出時間とあわせ、 出船時間も早まって行きます。
待合所へは3時30分到着。
番匠高宮丸は船が大きく8名の予約制です。
座席取り用の黒板は既に埋め尽くされており、 胴の間確定です(泣)
4時20分出航します。
前日までの時化で風は止みましたが、うねりは残っている状況でした。
協定で今の時期は5時20分以降と決められており ポイントで投入時間まで待機します。利島から登る朝日が癒されます。
しかし、突然船走り出し。
船長のアナウンスで『反応少ないから少し走るよ〜』
そして、新島が見る見る大きく見える場所まで移動し 決められた定刻時間を過ぎた6時10分
一投目となりました。

タックルは毎度おなじみコマンドZ9 PEライン12号-1400m
仕掛けは20本針、針18号枝ス80cm、幹糸30号1.5m
エサはスルメイカの短冊を主体に、下側はカツオのハラモです。
水深は350m程、 着底し底を取り直しラインを少しずつ送ってゆきます。
ラインを出す事で仕掛けを這わせ20本の針を底近く近づけます。
しばらくすると竿先が小さく震え始めました。
魚が掛かったシグナルです。
大型、数が増えると更に振動が大きくなりますが、 この投入は小さいままでした。
15分後船長の合図でミヨシより巻き上げ開始します。
仕掛けが絡まぬよう隣の人と50mの間隔を空け巻き上げするので 8人も乗船してると非常に時間が掛かります。
15分ほど掛け巻き上げてきた仕掛けには小振りですが2匹のキンメが付いていました。
2投目はスカ!
今日の状況渋そうで周りも沈黙状態です。
3投目、更に小型の1匹を追加。
4投目、竿が大きく振動し大型が付いた予感しましたが130m程で 何者かに食われる事件発生!!
仕掛けを上げると、上から5本目の針が無くなっていました。
その後、正体が明らかに。
5投目、6投目を順調に消化し潮周りしてるときでした。
目の前に黒い背びれが2つ泳いでいます。
灰色ではなく黒いピカピカしたやつです
みんなの人気者『イルカ2頭』です
こんな可愛いヤツでは無く
こんな感じです。

500mまではさすがに潜りませんが、釣り上げてくるキンメを待ち伏せしてるのです。
しかも、頭が良いので学習してしまい当分船から離れません。
先ほど奪われたキンメもこいつのせいでしょう。
最後の8投目は投入中に捨て糸が切れる謎のトラブル発生し 投入できず。(´д`lll)
結局最後まで釣果伸びず終了となってしまいました。
最終結果 小型3匹…… 以上です。
船中1〜5匹の撃沈モードでした。
こんな釣果で、キンメを待ち望んでいた、知人の方申し訳ありません。
今回の配給は無しとなってしまいました。
次回は4月中旬、リベンジしてやります。
その前に、東京湾のトラフグ釣らなきゃ!
3/16(木) 静岡県下田市 手石漁港 恵丸
釣行レポート:スタッフ佐藤
釣行者:スタッフ佐藤、お客さま

最近釣果が芳しくない、下田キンメでしたが 大型が混じるようになってきたので、3キロ超えの大型を求め 淡い期待を胸に行って来ました。
この時期は4時に集合、6時投入開始です。
我々2名、他お客様1名、合計3名での出船です。
ポイントに到着すると、予想以上の凪です。
仕掛けは20本針、エサはスルメイカを主体に 下側はクロムツを意識してカツオのハラモの短冊を使います。
オモリは2キロの鉄筋オモリ、船宿が用意してくれます。
1投目から水深500mを狙います。
船長の指示は『張り伸ばし』です。
つまり、着底したらオモリを動かさず、糸を張り気味にして送っていく事です。
潮が早いと小走りくらいの速さで糸出てゆきますが、 今日の潮はゆっくりで、ポイントが動いてゆきません。
15分ほど流し、船長の合図でミヨシから巻き上げ開始します。
竿がクンクンしてるので、何匹付いてるのか楽しみでしたが1枚のみ でしたが、1.2kgほどの良型でした。
同行の○中さんはいきなり良型3点掛け!
相模湾の中深場のスペシャリストですが、 今回、本場下田の地キンメの大きさに感激されてました。
2投目は潮が更に効かなくなりスカ!
少し場所を移動し、水深550mで3投目を行います。
着底し直ぐに糸を送り出して行くので、竿のアタリは取辛く 魚が掛かってるのか否か回収を始めるまで解りません。
潮はいい感じに動いているので期待できます。
そして運命の回収、竿がクンクン言ってる上に、竿の曲がりも重量感があります。
回収すると3匹の良型が掛かっていました。
しかし、この時が一番潮がよく、その後1枚を追加したのみで パッタリと釣れなくなってしまいました。
最終結果6匹!!
良型主体でしたので、納得の釣りできました。
ミヨシからお客さん4匹、同行の○中さん10匹、私6匹の釣果となりました。
我々には大型のメガキンメ釣れませんでしたが、 ミヨシの方が3.5キロの特大サイズ上がってました。

今年は数伸びてませんが、大型多く満足度は例年の2倍増しです。
3/11(土)横浜港 大さん橋 〜釣り場開放〜  
釣行レポート:スタッフ佐藤
釣行者:釣り場の人々

大型国際船、旅客船が入港する横浜港はセキュリティーが高く、 テロ対策などの観点から、ソーラス条約で厳しく管理され。
大さん橋で釣りができるなど考えもよりませんでした。
今回、大さん橋の指定管理者、日刊スポーツ、各釣り業界の方のご尽力で 100名の限定ですが、釣り場開放が行われました。
大さん橋 フィッシングチャレンジ
僕はボランティアとしてお手伝いに参加させてもらいました。
100年以上前に作られたこのさん橋で釣りが公認で認められたことは無く 今回初めて釣りが認められました。
驚くことに募集100名に対し申し込み800名以上
8倍の倍率です、皆さん爆釣を夢見てしまうのでしょう。
10時受付開始されました。
注意事項、スケジュールの確認後、 今までサンクチュアリだったエプロンに入場します。
使用できたのは、北向き200mノエプロンと東向き400mのエプロンです。
一時間ほど、誰一人当たり無く、 水温12.5度の真冬の水温では場荒れしていない場所でも厳しいかと 諦めかけたとき、周りで5cmほどのハゼがポツポツあがり始めました。
『ハゼ釣れました〜!』
大声でボランティアが叫ぶと、 主催者、メディアが押し寄せ、20人規模の撮影会となってました。
3時間の釣りもあっという間に終わり、 全体として釣果渋く、ハゼ20匹ほどギンポ1匹、海タナゴ1匹でしたが 1匹の価値はマグロよりも高く、釣った方は最高の笑顔でした。
3月とはいえ北風吹きつけ、体感温度は5度以下。
苦労して釣った魚はプライスレスでした。
今後も大さん橋の釣り場開放、年間4度ほど予定していくそうです。
興味のある方、大さん橋のホームページ随時チェックしてみてて下さい。
釣り場の開放の流れ、拡大してほしいなぁーと心底思ったイベントでした。
しかし、安全対するハードルは高く。
釣り場のフェンス設置、全員の救命具の着用、救命浮輪の設置、ハシゴ、 何よりも驚いたのは、沖合いに警戒船の待機。
ここまでやらないと、港湾局、横浜市から許可が下りないようです。
参加費は1500円ですが、安全と引き換えに運営費で消えてしまいます。
このイベントが開催されるには、多くのご尽力があったのだと思います。
関係者の皆様、本当にお疲れ様、ありがとうございました。
3/3(金)カマス引掛け釣り 神奈川平塚港 庄治郎丸
釣行レポート:スタッフ佐藤
釣行者:スタッフ佐藤

2月から休みの度に大時化!春一、二、三番と、もろ被りでした。
スミイカも終わりかけのようなので、安定しているカマスの引掛けに行ってきました。

6時に船宿到着、受付をすると予約乗り合いなので座席は決められていました。
北風強い予報でしたが、ほぼ無風のベタ凪、 富士山もくっきり姿を見せてくれ、すがすがしい朝となりました。
釣り人は8人、私は右舷トモ2番に入ります。
30分ほどでポイントの瀬ノ海に到着です。

タックルはシーボーグ300MJ、水深深いので最低でもPEライン300mは必要です。
また、スルメイカ釣り同様、リールに高負荷掛かるので故障の発生も高く。
予備リールもあったほうが良いです。
終始電動リールを駆使するのでマイバッテリーは5時間ほどしか持ちません
船電源を使用するので電源コードは持参必要です。

僕の竿はヤリイカ竿、9:1の先調子です。
胴が硬く合わせが効くから好んで使ってますが、 魚が掛かってから置き竿で巻き上げるとバレてしまい 手持ちが絶対条件となりますので、 7:3のシャクリ竿、アジビシ竿ならばロッドキーパーに掛けたまま取り込みが出来ます。
真鯛のような胴調子の竿では貫通力弱く、魚が掛かりません。

オモリは150号指定です。
船長のアナウンスで釣り開始
『はいどうぞ、棚170m〜190m』
指示棚まで仕掛を落とし指示棚の上限まで仕掛を上げ
再び指示棚の下限まで落とし込み作業の繰り返しです。
一投目から両隣さん大型カマスを釣り上げ、気持ちが焦ります。
すぐに私も釣れました。
釣れない時は指示棚深く230m以上の時もありますが、 今日は200m以下、期待が持てそうです。
しかし、連荘で掛かるほど甘くなく、ポツポツ掛かる程度ですが、 10時の時点で11匹のペースです。

しかし、海の中も春めいてきたようで、サバもゲストで掛かってきます。
サバが原因で反対側の右舷の方とオマツリしてしまい。
私の仕掛全損、新しい仕掛にチェンジしました。

しかし、ここから一気にペースが落ちてしまい。
3時間何も当たらない魔の時間となってしまいました。
逆に大トモの常連さんは調子が上がり13時には逆転されてしまいました。

残り30分、この常連さんが私の事を見かねて、 蛍光パイプを分けてくれました。

そこから30分で4匹追加!蛍光パイプの効果覿面です。

パイプを付ける事で針と糸が一直線になり 力が針先に伝わり、魚に掛かりやすくなります。
左の針では首が振られてしまうのでしょう。
大事なのは蛍光パイプを針に合体させずれないようにする事です。

最終的には15匹、サバ3匹の釣果で次頭、竿頭はお隣の大トモの常連さんが18匹でした。
しかし、釣果以上に 仕掛のパイプの重要性が解ったのは大きな収穫でした。
後半、南風強くなってきましたが 終始ベタ凪、ようやく良い日に釣りでしました。

近場の釣りは、夕食に食することも可能です。
炙りでいただきましたが、ヒラメのような淡白な身に うまみが詰まった脂が乗り、夏場のカマスとは違い 桁外れの美味さでした。
残りは全て干物にし当分は魚尽くしです。